私は入りましたが、 正直わかりません。
日本では、利率が悪いので、割に合わないとよく言われます。これには同感です。
ただ、アメリカの終身保険は利率は日本よりはいいですが、アメリカの過去の株価などのリターン(30年平均で年8%などとよく言われる)よりはよくないです。そのため、よく言われるのが、掛け捨ての定期保険に入って、差額を投資信託などに投資した方がいいと。
ただ、株価が今度値上がりするかは、未知数です。(私の退職金は401K+IRAで大部分を株価で運用していますので、値上がりはしてほしいですが。)
終身保険の場合は、利率が約束されています。私が入った保険は年4000ドル(約44万円)を20年間払います。合計8万ドル(約880万円)払います。死亡保険は20万ドル(約2200万円)です。終身ですので、死んだら必ずもらえる額です。掛け金の2.5倍は約束されています。
しかも、私が入っている保険は毎年配当があります。2020年は6.20%の配当が確定しています。なお、配当は約束されていませんが、アメリカの多くの保険会社で、利率の大小はありますが、過去100年以上も連続して配当を出し続けています。
私は2017年に入って、その当時の配当は6.7%でした。その配当がずっと続いた場合、33年後には死亡保険金が34万ドル(約3740万円)、53年後には59万ドル(約6490万円)になります。ただ、この配当は保証されていませんので、よくMidpoint(半分の配当)を確認することも行われます。その場合でも、33年後の死亡保険金は26万ドル(約2860万円)となります。
死んでからそんなお金が必要かどうかはわかりませんが、終身保険は解約も可能なので、死亡保険金よりは多くはありませんが、解約することにより現金を確保することは可能になります。
まとめると以下です。
- 33年後(無配当):解約金12万ドル、死亡保険金20万ドル
- 33年後(3.35%配当):解約金16万ドル、死亡保険金26万ドル
- 33年後(6.70%配当):解約金21万ドル、死亡保険金34万ドル
私の考えですが、数あるポートフォリオのうちの一つとして、上記の様な終身保険を組み込むのも、ありだと私は思います。それと、私はお金があったら、なんやかんやで使ってしまうので、確実に手元からなくし、将来のために役立てるという意味では、いい商品だと思います。
ちなみに、私は財政的に安定しており、倒産リスクが限りなく小さいMassMutualの保険を買いました。
皆さんも、メリット、デメリットをよく吟味して選んでいただけたらと思います。