日本に一時帰国後に、空港の入国審査官に、「あなたの息子のパスポートの有効期限がビザよりも短いから、I-94の有効期限が短くなる」と言われた。「しまった!また国外に出ないといけないのか?!」って凡ミスをしてしまった。旅行前にパスポートの更新をしておけばよかったと後悔。子供のパスポートの有効期限が5年なのを失念していました。よくあるミスだが、何とかしないと。
I-94が切れての滞在は不法滞在になるので、更新しないといけない。更新するには飛行機で国外に出るか、更新申請をするのが一般的だが、結構な費用が掛かる。ほかに方法はないものかと調べたところ、車でカナダに出ても更新できるという情報が載っていたので、今回はそれをトライしてみることにしました。
まとめると、息子のI-94の有効期限が切れるので、更新するために、車でカナダへ出国して、アメリカに再入国しました。そのことを具体的に説明します。同じように更新される方は参考にしていただけたらと思います。
事前準備
息子のパスポート更新
旅行プラン
私たちは、ナイアガラの滝も見に行こうということで、1泊2日の旅行がてら、カナダに入国して、翌日にアメリカ入国してI-94を更新することにしました。
まず、Niagara falls, NYまで車でドライブして、アメリカを出国して、カナダに入国しました。カナダへは何回か車で入国していますが、I-94更新目的では初めてです。
私たちは、Detroitから車で3時間くらいのところに住んでいるので、カナダの中をNiagara fallsから西へ移動して、Detroitの川を挟んで対岸のカナダの町、Windsorからトンネルをくぐって、アメリカに入国しました。
まず、トンネルをくぐる前に、トンネルの通行料を払います。確か5ドルくらいでした。カナダドルでもアメリカドルでも払えます。トンネルを出てすぐにアメリカの入国審査があります。
通常は車に乗ったまま、入国審査は完了なのですが、今回は異なります。まず、パスポートを渡して、その際に息子のI-94を更新したい旨を伝えます。国籍はどこかなど聞かれて、オレンジ色の紙に何かメモ書きして、フロントガラスの左上に貼られます。
トランシーバーで別の係の人に連絡を取り、私たちの車を駐車場に誘導するように指示を出していました。それで、その指示に従うように言われ、車を止めます。
エンジンを切るように指示され、車の鍵、携帯など、入国審査に必要なもの以外はすべて置いていくように言われ、全員オフィスの中に移動します。
オフィスの中では、パスポートをチェックされ、呼ばれるまで待ちます。呼ばれたら、パスポートを渡して、誰のI-94を更新するか女性の入国審査官に聞かれました。「1人だけね?」って言われました。それで、少し待ってから、「終わり!」って言われて、パスポートを返却されて、オフィスを出て車にもどりました。
車に戻ると、トランクもボンネットも開いたままの状態でした。車の中をくまなくチェックされていたようです。それで、パーキングから出て、無事にI-94を更新して、アメリカに戻ってきました。
後でチェックすると、紙に印字されたI-94がパスポートにつけられていました。オンラインでもI-94をチェックすると、きちんと更新されていました。
私の推測では、かなり慣れた感じだったので、結構、よくあるパターンなんだなと思いました。次回も、国外に飛行機で出る機会がなかったら、費用も比較的抑えられて、確実に更新ができるので、またこの方法でやりたいと思います。